屋根の防水工事の手順とは?ポリウレアを使用するメリット・デメリットも解説します!
屋根の防水工事において次世代のライニング材として注目されているポリウレアは、適切な手順を踏むことで様々な効力を発揮してくれます。
今回は、ポリウレアで屋根の防水工事を行う際の手順と、ポリウレアを使用するメリット、デメリットをご紹介します。
□ポリウレアで屋根防水工事を行う手順とは?
ポリウレアによる防水の主な流れは以下の通りです。
・下地を補修する
・プライマーを塗る
・ポリウレアを吹き付ける
まずは、下地の補修を行います。
老朽化が進んだ屋根や屋上には、亀裂や大きなひび割れが発生していることが多いです。
そのため、確実に下地補修を行い、塗装による防水効果を高めることを目的として作業を行います。
IPH工法のような特殊な方法を使用してコンクリートの隙間を埋め、その後全体にモルタルを塗って平らにしてこの作業は完了です。
続いては、プライマーと呼ばれる塗料を塗ります。
これは、補修した下地とポリウレアの密着性を高めるために塗るもので、ローラーやコテなどを使用して作業を行います。
プライマーの塗装が完了したら、いよいよポリウレアの塗布です。
硬化が非常に早く、速乾性も持ち合わせているため、吹き付けからものの数時間でその上を歩行することができます。
□ポリウレアによる施工のメリット・デメリットをご紹介!
先ほどご紹介したように、ポリウレアは速乾性を持っていながら、様々な耐性も持ち合わせています。
そんなポリウレアですが、少なからずデメリットを持っていることも事実です。
まず、メリットについてですが、具体例を挙げるならば以下のようなものでしょう。
・施工時間と稼働停止時間の短縮
・狭い場所や閉塞した空間でも作業ができる
・寒い時期、地域でも安定して塗装できる
速乾性により施工時間を短縮できることはこれまでにご紹介しました。
それに加え、溶剤を使用しないことや揮発がないことにより閉塞空間での作業も行える点、低温の環境であっても安定して硬化する点などはポリウレア施工のメリットといえるでしょう。
一方で、以下のような点はデメリットといえるでしょう。
*取り扱いが少し難しい
ポリウレア樹脂は総じてハイスペックな分、適切に使用しないと特性を十分に発揮することができません。
先ほどご紹介した下地処理やプライマーの塗装をきちんと行う必要があります。
*耐熱性や耐薬品性については、事前に検証する必要がある
ポリウレアの主な特徴の1つに、高い耐熱性・耐薬品性があります。
しかし、事前に検証しておかないとポリウレアに浮きや剥がれが生じてしまう点には注意が必要です。
これらを目的とした施工の際には、事前確認を行うことをおすすめします。
□まとめ
今回は、ポリウレアによる塗装の手順と、ポリウレアを使用するメリット・デメリットについてご紹介しました。
当社では、完全自社施工で工場や倉庫の屋根、内壁、床のポリウレア塗装を行っております。
全国対応しておりますので、塗装をお考えの方はこの機会にぜひ一度お問い合わせください。
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