防食工事と防水工事の違いをそれぞれの特徴から見ていきましょう!
工場を長く使い続けるには、防食工事と防水工事が欠かせません。
防食工事は、建物の各部位を腐食から守るために、防水工事は水が建物内に浸入するのを防ぐために施されます。
といっても、2つの言葉はあまり区別されずに使われることもあり、違いが分かりにくいですよね。
そこで今回は、防食工事と防水工事の特徴をご紹介します。
□防水工事と防食工事の違いは?防食工事の特徴を解説します!
防食工事は、配管やコンクリート、油や薬品のタンクを守る施工のこと。
これらは、長期間にわたって使用し続けるとサビが発生したり形が崩れやすかったりする箇所なのです。
こういった箇所を守るために使われるのは、ライニングと呼ばれる防食材です。
一口に「防食材」といっても、その種類は多岐にわたります。
代表例としては、ビニールエステルやエポキシ樹脂、FRP樹脂が挙げられますが、各素材に特徴があります。
そのため「防食工事をしたい」と思っても、混乱してしまいますよね。
お困りの際は、当社のような防食事業も行っている専門会社にご相談ください。
□防水工事の主な特徴とは?
防水工事は、建物内に水が入り込むのを防ぐために行われます。
防食工事とは異なり、外部から突然さらされる危険に備えたものといえるでしょう。
多くの工場では、建設時に防水工事が施されますが、時間の経過とともに効果は薄れてしまいます。
そのため、定期的なメンテナンスが大切です。
防水工事を行うことには、3つの目的があります。
1つ目は、建物の強度を保つこと。
建物内に水が浸入してしまうと、柱や梁(はり)が腐ってしまったり、鉄筋にサビが発生してしまったりします。
腐食やサビは、建物全体の耐久性を低下させてしまいます。
また、不具合が悪化してしまうと、その分コストがかかってしまうこともあります。
トラブルが起こる前に防水工事をしておくと安心です。
2つ目は、建物の外観や内観をきれいに保つこと。
建物の染みや変色の原因の1つは、建物内に水が浸入することです。
防水工事をあらかじめ施すことで、経年劣化を防げます。
建物の見た目と防水工事は、意外にも関係しているのです。
3つ目は、アレルギーを防ぐこと。
建物内に発生するカビは、アレルギーの原因となり、ぜんそくを引き起こす可能性があるのです。
建物内で健康的に過ごすためにも、防水工事は大切な役割を果たすのです。
□まとめ
今回は、防食工事と防水工事の違いを、それぞれの特徴をお伝えしながら解説しました。
防食工事は腐食を、防水工事は浸水を防ぎ、建物の耐久性を維持する上で重要な工事です。
当社では、防食と防水、どちらにも効果のあるポリウレアを取り扱っており、全国でポリウレアの施工に対応しております。
工場の工事をご検討中の方、長く建物をお使いいただくためにも、ぜひポリウレアの使用をご検討ください。
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