地下ピットに入る前に!事前準備とピットの排水方法についてご紹介!
工場やマンション管理などの仕事に従事されている方々には、「地下ピット」という言葉はなじみ深いものかと思います。
普通に生活していても立ち入る機会はない地下ピットですが、実は様々な危険と隣り合わせの作業が行われているのです。
今回は、地下ピットに入る前の事前準備についてや、ピットの排水方法についてご紹介します。
□地下ピットに入るための準備についてご紹介!
ピット内に入る際に必要な作業工程は以下の通りです。
・作業区画をする
・入り口を開き、酸素濃度を測定する
・換気を行う
・人員の点検と作業確認を行う
・作業
・作業後の後片付け
まずは作業区画を区切る必要があります。
工場現場内ならばそこまで問題はありませんが、一般の道路やマンションでは関係者以外の立ち入りを禁止する必要があるのです。
少しの時間だとしてもこの工程を省くことなくしっかりと行うようにしましょう。
区画が終わったら、ピットの入り口を開けて酸素濃度を測定します。
理想としては開ける前に測定することができればベストですが、基本的には入り口を開けて測定する場合が多いです。
また、休憩を挟む場合は休憩後に再度測りなおす必要があります。
測定が終わったら、濃度に関わらず換気を行ってください。
ピット内の湿気やガスを追い出す目的もかねているため、送風機を使用し機械換気を行うようにしましょう。
作業に入る人員や作業の確認が終わったら、実際に作業を開始します。
作業が完了したら、片付けを行いますが、必ずピットの入り口を閉めるようにしましょう。
また、測定結果を3年間保存する義務があるため、用紙や写真としてしっかり保存しておいてください。
□地下ピットの排水方法とは?
地下ピットでは、釜場に水を集め排水を行っています。
釜場とは、水を集め意図的に作られたくぼみのことで、ピット床に段差を設けることでくぼみを設け、排水をしやすくするという工夫がなされているのです。
根切りという工程のあと、地下水が湧き出てしまうと、基礎工事が行えません。
そのため、1か所に水をため、一気にポンプで排水するために釜場は作られています。
□まとめ
今回は、地下ピットに入る前の事前準備行程や、ピット内に設けられている排水用の釜場についてご紹介しました。
酸素濃度やピット内のガスには特に注意しながら作業を行うことを心掛けて下さい。
当社では、ポリウレアを使用した塗装を、工場の床面だけでなく排水ピットなどに対しても行っております。
状況に応じて適切な施工をご提示させていただくことが可能なので、施工を検討中の方はこの機会にぜひご連絡ください。
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