防食工事の方法とは?防食材の種類もご紹介! | 新着情報 | スタンス

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防食工事の方法とは?防食材の種類もご紹介!

「防食工事は何のために行うのだろうか」
「防食工事では具体的に何をするのだろうか」
このように防食工事に関して疑問をお持ちの方も多くいらっしゃるでしょう。
防食工事とは、配管やコンクリートなどを腐食から守るために行う施工のことです。
今回は防食工事とは何か、防食材の種類についてご紹介します。

□防食工事とは何かについてご紹介します!

まず、防食とは高い性能を持つ強固な塗膜によってコンクリートを保護して劣化を抑え、腐食物質の浸透を阻止する工法のことを指します。
コンクリートの建造物は耐用年数が50年ほどと非常に長く、コンクリートをメンテナンスするという概念があまりありませんでした。

しかし、コンクリートはセメントを中心としているためアルカリ性を示し、空気中の酸類との反応で中性化します。
それによって表面が粉末化したりひび割れが発生したりすることがあり、素材の強度が低下してしまうのです。

素材の劣化が早まるだけでなく、コンクリート内部の腐食によってコンクリートが破壊されてしまいます。

これらのリスクをできるだけ抑え、コンクリートの建造物を長持ちさせるために定期的なメンテナンスが必要なのです。
最近では、硫化水素ガスが発生しやすい部分に腐食環境条件に対応したコンクリートの防食工事を行うようになっています。

□防食材の種類について

以下では防食工事で用いられることが多い防食材についてご紹介します。
それぞれに特徴があるため、特徴を理解した上でどの防食材を使用するか検討すると良いでしょう。

1.FRP材(ビニルエステル)
FRP材は耐アルカリ性と耐酸性に優れています。

2.エポキシ樹脂
硬化の際の接着力が高く、強度が高いという特徴があります。
耐薬品性や機械的特性、電気絶縁性にも優れています。

3.不飽和ポリエステル樹脂
変性エポキシ樹脂の一種である不飽和ポリエステル樹脂の防食材は、耐薬性や耐酸性、耐溶剤性に優れています。

3.ノボラック系
ノボラック系の防食材は耐熱性や耐溶剤性、耐薬品性、耐酸性に優れています。

4.変性ノボラック系
耐薬品性や耐酸性に優れており、高温高濃度の酸に対して、高い防食性があります。

5.ビスフェノール系
伸び率が比較的高く、耐薬品性や耐酸性、耐アルカリ性に優れています。

□まとめ

今回は防食工事とは何か、防食材の種類についてご紹介しました。
防食工事とは配管やコンクリートなどを腐食から守るために行う施工のことです。
また、防食工事に用いられる防食材にはさまざまな種類があり用途によって使い分けられています。
ポリウレア塗布を検討されている場合は、ぜひ当社までお問い合わせください。

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