ポリウレアを金属に施工する方法とは?メリットもご紹介します!
ポリウレアを施工したい、特に工場に施工したいと考えている方は、金属に施工する方法について知っておきたいところでしょう。
今回は、金属をはじめ、コンクリートやスレート屋根に塗装する方法も含めて、施工の方法をご紹介します。
□ポリウレアは金属に施工できる?
ここでは、ポリウレアの施工方法をご紹介します。
*コンクリートへの施工の場合
コンクリートに施工する場合は、古い塗膜や付着物を除去した後、ケレン・脱脂を行います。
その後、プライマーを塗布し、下地の状況を鑑みてパテ材を使用することで不陸調整やピンホールの発生を防ぎます。
この際、ポリウレアの用途に応じて種類や塗布する厚みが異なるため、注意が必要です。
また、芳香族のポリウレアを塗装する場合にはトップコートを使用するのがおすすめです。
*金属下地の場合
本題の金属下地についてですが、ポリウレアの施工は可能です。
コンクリートに対して塗装する場合と同様に、古い塗膜を除去した後、ケレン・脱脂を行います。
その際、金属面の下地や錆びの状態によっては錆転換材で黒錆に変容させた後、適切なプライマーを塗布する必要があります。
*スレートや金属折板屋根の場合
一口に金属といっても、スレートや金属折板屋根の場合には工程が少し異なります。
スレート屋根の場合、高圧洗浄をする必要はなく、簡単な清掃を行うだけでプライマー作業を行えます。
欠損部分については穴埋め処理が必要ですが、基本的にはすぐに作業に取り掛かれます。
また、プライマー塗布後、ポリウレアの吹付作業を行いますが、長期間の供用に対応できるように、ウレタン系トップコートやオプションで遮熱トップコートを使用することをおすすめします。
□ポリウレアのメリットとは?
ポリウレアのメリットとしては以下のようなものが挙げられます。
・施工のスピード化
・稼働停止時間の短縮
・労働時間の短縮
特にメリットとして大きいのが、施工のスピード化です。
どのような厚みに対しても、重ね塗りによって簡単に仕上げられるため、結果的に稼働停止時間の短縮にもつながるのです。
また、純ポリウレアの指触乾燥時間は長くても10分ほどであり、30秒以内でその上を歩くことも可能です。
そのため、工場にも施工がしやすく人気が高まりつつある塗料なのです。
□まとめ
今回は、ポリウレアを金属やコンクリート、スレートに施工する方法や、ポリウレアを施工するメリットをご紹介しました。
ポリウレアの施工は工程だけ見ると一見簡単そうですが、考慮しなければならないことも多くあるため、注意が必要です。
当社では、ポリウレア樹脂の工場への施工を中心に業務を行っております。
全国どこでも対応いたしますので、施工を検討している方はぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。
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