野地板とは一体何?役割や交換時期も合わせてご紹介します! | 新着情報 | スタンス

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野地板とは一体何?役割や交換時期も合わせてご紹介します!

皆さんは屋根の野地板をご存知でしょうか。
重要な部分を担う存在でありながら認知度が低く、重要視している方が少ないのが現状ですが、この役割を知っておくのが大切です。
そこで今回は、野地板の役割と種類、交換時期について解説します。

□野地板とは一体何?

屋根は、表面に屋根材があり、その下に防水紙がありますが、さらにその下にあるのが野地板です。
防水紙と屋根材の土台となるため屋根の中でも最も重要な部分だと言えます。

外から見える部分である屋根材と、防水性能を果たすための防水紙には多くの人が興味を示しますが、目に見えずその場所も分かりづらい野地板を知っている方は少ないのです。
一般的な屋根では必ずこの3つがセットになっており、野地板は屋根材と防水紙を固定しさせ、垂木と繋げています。

このような重要な役割を担う野地板ですが、雨漏りの発生時に最初にダメージを受ける部分でもあります。
屋根材と防水紙には雨が染みないため、野地板に染み込んだ雨水がそのまま垂木や天井にまで伝わり、結果的にカビや腐食を発生させてしまうのです。

野地板は耐震性や耐風性も兼ね、屋根を支える最重要部分であるため、腐敗しボロボロになってしまうと建物全体の安全にも関わります。
つまり、野地板が頑丈であれば建物自体の強度も高くなると言え流ため、野地板についてもきちんと知っておくことが大切です。

□野地板にはどんな種類がある?交換時期も合わせてご紹介します!

*バラ板

幅約9~15cmほどの板を並べて貼り付けるもので、寸法が均一ではないため所々隙間がある場合があります。
合板に比べ耐久性が高く、隙間があるため湿気を溜め込まない特徴があります。

*構造用合板

細く薄い板を接着剤で張り合わせ、屋根の大きさや形に合わせて、寸法・強度・水分などが企画内になるように生産された野地板です。
耐水性のある接着剤を使用した構造用合板は戸建住宅で最もよく採用されます。

サイズが決まっているため施工しやすく、耐震性や耐風性にも優れているという特徴があります。

*耐火野地板

耐火性に優れ、火災時に30分以上耐えられるのが耐火野地板です。
実際に耐火地域や屋根不燃区域などでは耐火野地板の使用が求められており、工場など火災発生の危険性が高い建造物での使用におすすめです。
逆に、一般の木造住宅ではあまり使われていません。

野地板のメンテナンスや交換は、葺き替え時や屋根材と防水シートを剥がした時にしかできません。
そのため、屋根の修理工事と同じタイミングでするのがおすすめですが、雨漏りや結露が発生している場合は、バラ板は約40年、構造用合板は約30年が目安となるため、この時期には交換するのがおすすめです。

□まとめ

今回は、野地板の概要と、種類や交換時期について解説しました。
野地板とは屋根材と防水材を支える屋根の重要な部分で、建物全体の強度にも影響しています。
野地板には主に3種類あり、交換は大掛かりとなるため、屋根材や防水紙を剥がした時に合わせてメンテナンスするのがおすすめです。

当社は、全国対応で屋根の工事を行っております。
屋根に関するお悩みがある際は、是非ご相談ください。

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