屋根の防水機能を高める野地板について解説します!
屋根の防水性を高める「野地板」(のじいた)は、あまり知られていないかもしれませんが、屋根の保護に非常に重要な役割を果たします。
野地板は屋根の下地として使われる素材であり、耐久性や防水機能を高めるために欠かせない存在です。
屋根の表面に直接張られるわけではないため、目には見えませんが、屋根の寿命を長くするためには、適切な野地板の選定や施工が必要です。
この記事では、野地板の役割や種類、施工方法について詳しく解説します。
屋根の防水機能を向上させたい方や興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
□屋根の防水効果を高める野地板とは?
屋根リフォームにおいて、「野地板」という超重要部分が存在します。
お客様が注目する屋根材や防水紙とは異なり、はじめはあまり気にされないかもしれませんが、屋根の最重要部品であり、耐久性を保つために欠かせません。
野地板は屋根材の下に位置し、建物内部への雨水浸透防止の役割を果たします。
語源的には「野地の板」ではなく、「野(目に見えない部分)の地(下地)の板」という意味で理解が難しい名前ですが、屋根の寿命を延ばすためには重要な役割を担っています。
屋根リフォームを検討する際には、野地板の役割とメンテナンス方法を把握することが大切です。
野地板は、屋根の一部であり、防水紙と屋根材と共にセットで機能します。
屋根の表面には屋根材が葺かれ、その下に防水紙が敷かれ、さらにその下に野地板が配置されています。これらが連携して屋根の耐久性を守ります。
□野地板の素材の種類をご紹介!
以下に3つ素材を紹介します。
*杉板
伝統的な野地板として、杉板がよく利用されていました。
乾燥性に優れ、雨水を効果的に排除していため、重宝されていたのです。
しかし、その使用は現代では減少しています。
杉材は価格面で幅があり、750~17,500円/平方メートルの範囲で動きます。
*合板
現代では、合板が主流の野地板素材となっています。
これは薄い木板を交互に積み重ねて作られたもので、雨漏りリスクの低減と容易な施工が特長です。
軽く、手頃な価格(900~1,500円/平方メートル)であるため、広く普及しています。
*耐火合板
特定の地域では、防火性を備えた耐火合板の使用が義務付けられています。
火災時に30分以上の保護を提供し、価格は2,600~9,500円/平方メートルとなります。
耐火合板の必要性は、自治体や当社にも相談できます。
□まとめ
本記事では、屋根の防水性を高める重要な要素である野地板について詳しく解説しました。
杉板、合板、耐火合板といった異なる素材が、どのようにして屋根の寿命を延ばし、防水性を維持するのか理解していただけたかと思います。
屋根リフォームを検討する際の参考になれば幸いです。
当社では防食、特殊防水を手掛けております。
革新的な素材と今までに培った技術をもって屋根補強を行っておりますので、ぜひ当社にお問い合わせください。
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