排水ポンプの満水警報や地下ピットの水たまりに関する注意点をご紹介します!
地下ピットには複数の配管が集まっています。
メンテナンスがしやすくなる、という理由から、お手持ちの工場に設置しているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、地下にピットを作ることで水が溜まりやすくなってしまうことも。
地下ピットは、日常的に点検をする箇所ではないため、思わぬ不具合に気づかない場合もあるのです。
そこで今回は、見逃しがちな満水警報や水たまりについて、解説します。
□満水警報についてご紹介!
排水ポンプの満水警報は、排水に使われる枡(ます)が満水状態の際に作動します。
しかし、排水ポンプに何らかの不具合が生じた際は、満水警報が誤作動することもあります。
満水警報は、フロートを制御するための制御盤に設置されています。
もし、大雨や台風といった満水になる原因に心当たりがない場合、制御盤の不具合を確認してみてください。
他にも、ポンプが回りっぱなしになっているという可能性も考えられます。
満水警報が作動した際は、誤作動であってもそのまま放置しておくことは危険です。
気づかぬうちに、不具合が悪化していたり、排水があふれだしたりしてしまうこともあります。
満水警報が鳴ったら、早めに点検をすることが賢明です。
□地下ピットの水たまりには要注意!
地下ピットを、長期間水が溜まったままの状態で放置してしまうと、設備の配管や配線の劣化を早める恐れがあります。
コンクリートは、大気が乾燥状態にあると、徐々に蒸発し、収縮するという性質を持っています。
これは「乾燥収縮」と呼ばれます。
乾燥収縮によって発生した小さなひび割れから水分が浸透していくと、配管や配線の内部鉄筋が錆びてしまうこともあります。
さらに、錆によって体積が増えた鉄筋が、周囲のコンクリートを圧迫し、破壊させてしまうこともあるのです。
場合によっては、爆裂を引き起こし、建物そのものが壊れてしまう危険性も考えられます。
基本的には発見しにくい地下ピットの不具合ですが、臭いを頼りに異常を発見できます。
この「臭い」は、通気口から感じられ、カビ、微生物の繁殖や虫の発生を知らせてくれます。
通気口とは、地下ピットと地上をつなぐ配管のことで、通常、建物の外壁に沿った、目立ちにくい場所に設置されます。
通気口から悪臭が上がってくる場合、異常が発生してからかなりの時間が経過しているケースも考えられます。
ご近所に臭いが漂い、トラブルになることを防ぐためにも、すぐに排水と点検を実施することをおすすめします。
□まとめ
今回は、排水ポンプの満水警報や水たまりについてご紹介しました。
普段人が立ち入らない場所だからこそ、異常発生時には、敏感な反応と迅速な対応が求められます。
当社では、防水性に優れたポリウレアを用いた補強工事を行っております。
地下ピット内でのトラブルを防ぎたいという方は、ぜひ一度当社にお問い合わせください。
全国どこでも、笑顔で明るく前向きに、施工いたします。
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