ポリウレアにはモルタルの防食効果がある?ポリウレアの施工仕様について解説します!
ポリウレアという塗料について耳にしたことはあるでしょうか。
今までの塗装のお悩みを解決するべく生まれた「次世代のライニング材」ことポリウレアは、さまざまな素材の防食に使われます。
それはモルタルのような防食が難しい素材も然りです。
今回は、ポリウレアの施工仕様と特徴についてご紹介します。
□ポリウレアの特徴とは?
ポリウレアとは、イソシアネートとポリアミンを化学反応させることで生成される樹脂化合物です。
非常に能力が高く、以下のような特性を持っています。
・耐水性
・耐熱性
・耐薬品性
・耐熱性
・耐食性
・耐候性
特に工場や倉庫のような工業系の建物では、金属の腐食による劣化から金属を守るために、耐食性のある塗料は非常にニーズが高まっています。
また、ポリウレアの特徴として挙げられるのが、驚くべき強度です。
最大400%を超える伸長率があり、基材が経年劣化でひび割れても一緒に割れることなく伸長しながら素材を保護します。
塗布してから数秒程度で乾燥する速乾力で、工期短縮も実現できます。
□ポリウレアの施工仕様とは?モルタルの防食にも効果アリ
施工仕様とは、工事の際に示される施工手順や施工方法などの指針を示すものです。
従来のほとんどの塗料は、定められた用途や役割をこなすことが大前提でした。
一方ポリウレアは、さまざまな用途に対応し、対象の基材に応じて柔軟に施工方法を変えられます。
*モルタルの場合
劣化した塗膜や付着物を取り除き綺麗にした後、下地の不具合を調整するケレン作業を行います。
クラック(ひび割れ)や穴が空いた箇所の補修もケレンと同時に行います。
下地が綺麗に整ったらポリウレアを密着させるためのプライマーという塗料で下塗りし、ポリウレアを塗布し、仕上げにトップコートで塗装します。
モルタルは特に親水性が高く防食加工が難しいと言われますが、さまざまな基材に対応するポリウレアなら、モルタルの防水加工も可能です。
*スレートの場合
スレートの場合高圧洗浄による清掃は必要なく、簡単に掃除をしたらすぐにプライマーを塗装します。
その後ポリウレアとトップコートで仕上げて完成です。
□まとめ
ポリウレアは次世代のライニング材と呼ばれ、耐熱性、耐水性、耐薬品性、耐摩耗性、さらに耐食性などを有する塗料です。
伸長率や速乾性も高いので、工場の塗装メンテナンスでは非常に活躍します。
防食が難しいとされるモルタルにも対応しているので、モルタルの防食工事にお悩みの方のお力になれます。
当社は全国対応でポリウレアの施工を承っておりますので、ご興味がありましたらお気軽に当社までお問い合わせください。
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