防食と防蝕の違いとは?意味や防食工事の重要性について解説します!
工場の耐用年数を少しでも長くするためには、部分部分の細かなメンテナンスもきちんと行う必要があります。
特に工場のように金属系の機械や素材が多く存在している場所では、防食工事と呼ばれる工事は必須です。
そこで今回は、防食工事の重要性について解説します。
□防食と防蝕の違いは何?
「防食」と調べると「防触」という漢字に変換されることもありますが、漢字が異なるだけで意味自体はほぼ変わりません。
どちらも腐食を防ぐという意味です。
そもそも防食は、金属の腐食を防ぐために必要な加工です。
金属は大気中に漂うホコリや砂塵などと化学反応を起こし、腐食します。
最も分かりやすい身近な例で言うと、錆も金属腐食の一種です。
金属には錆びやすい金属と錆びにくい金属がありますが、錆びやすい金属を諦めてすぐ錆びさせるわけにもいかないので、防食加工を施して金属の耐久性を高めます。
腐食も錆と聞くと、防食と防錆も同じなのかという疑問が浮かんできますが、防食と防錆では加工方法が異なることがあります。
防食はあくまで金属を腐食させないことを目的とし、防錆は金属の錆の発生を抑える役割を果たすので、両者は別物です。
スタンスでは、経年劣化する工場・倉庫のスレート屋根や金属屋根の補強などをおこなっております。最近ではインフラ設備の老朽化による事故も起きています。人々の安全な生活を守るためにもインフラ設備のメンテナンス・補修は優先事項です。
施工場所や設備に合わせた材料を選び、ご提案から設計、施工まで責任を持って対応いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。また、施工事例を定期的に更新していますので、ぜひ覗いてみてくださいね。
□防食工事はどうして重要?
防食工事が重要な理由は、金属の腐食が機械や工場の寿命に関わるからです。
機械や工場の運営にはランニングコストがかかりますが、定期的なメンテナンスをせず放置しておくと機械が腐食し、買い直しのようにさらに費用がかかってしまいます。
防食工事が面倒に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ほんのひと手間が工場を長く運営させるための秘訣なのです。
防食工事の方法はさまざまありますが、主に挙げられるのが塗装やめっきです。
塗装の場合は、耐食性の高い塗料を対象の金属素材に塗布することで、外部の汚れから金属を守り、化学反応を阻止します。
特に工場の外壁や屋根、内壁は常に周りに付着する可能性のある汚れが漂っており、定期的な塗装が非常に重要になります。
最近、耐食性の高い塗料で人気を集めているのがポリウレアです。
ポリウレアは耐食性だけでなく、耐薬品性・耐熱性・耐摩耗性などに優れ、工場で発生する刺激から金属を守ってくれます。
当社ではポリウレアの施工を全国対応で承っておりますので、ご興味がありましたらぜひ当社までお問い合わせください。
□まとめ
防食とは、金属の腐食を防ぐための加工方法です。
金属の腐食は、機械や工場の寿命を縮める原因になり得る現象で、錆も腐食の一種です。
少しでも腐食を防ぐためには、めっき加工や塗装など、防食工事が欠かせません。
工場を長く安全に運営するために、またランニングコストを抑えるためにも、ぜひ防食工事をご検討ください。
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