「どんな基材にも使える機能性の高い塗料を探している」
そのような方も多いのではないでしょうか。
ポリウレアは木材やコンクリートなどさまざまな基材に使用できる優れた塗料です。
今回は、ポリウレアの特徴についてご紹介します。

□ポリウレアとは？

ポリウレアとは長い間効果が持続できる特殊なコーティング塗料のことです。
化学薬品と反応しにくいため、工場の屋根や床面、排酸槽の内面などさまざまな場所で使用できます。

ポリウレアはその耐候性の高さから「100年コーティング」と呼ばれることもあります。
ポリウレアを基材の表面に塗布することで基材の強度をより一層高めてくれます。

ポリウレアは強度もさることながら、驚異的な柔軟性も兼ね備えています。
伸縮率が400％を超えるものもあるので、コンクリートのひび割れに追従できたり、軍事施設の爆発に耐えられたりするという結果も出ています。

さらに、ポリウレアは気体になって蒸発しづらい非揮発性の特性を持ち、不溶剤・不触媒のため、安全に塗装作業が行えます。

□ポリウレアは木材にも使える？ポリウレアの特徴について

１．基材を選ばない

基本的にポリウレアはどんな基材であっても塗装できます。
例えば、従来であればコーティング材による長期的な保護が難しかったコンクリートのひび割れにも対応できます。
他にも、金属や木材、プラスチック樹脂のようなものであっても問題なくポリウレアは使えます。

２．紫外線に強い

ポリウレアは紫外線に強いので、屋根塗装や外壁塗装にも適しています。
屋根や外壁をポリウレアでコーティングすることで、紫外線による劣化から守ってくれます。
耐候性の高いポリウレアであればトップコートも必要ありません。

３．速く乾く

ポリウレアには優れた速乾性があるので、床面だけでなく壁や天井にもスプレーで塗布できます。
塗布から数十秒で硬化が始まるので、従来の工期から大幅に期間を短縮できます。

４．柔軟性が高い

ポリウレアには400~500％の伸縮率を持つものもあります。
その優れた伸縮率によって複雑な形状の対象物であっても施工が可能です。

5.耐薬性に優れている

ポリウレアは酸やアルカリにも強いです。
長い間、化学薬品にさらされていても腐食することなく、基材を保護できます。
そのため、化学工場の床面や水路、排酸槽にも重宝されています。

□まとめ

ポリウレアとは優れた柔軟性、強度、速乾性、耐候性を持ち、さまざまな場面で活躍できる塗料です。
柔軟性が高いので、コンクリートや金属、木材であっても塗布できます。
当社は全国でポリウレアの施工に対応しています。
基材を長期的に保護できるコーキング材をお探しの方はぜひ当社までお問い合わせください。