地下ピットで酸欠にならないために!事前準備について解説します!
地下ピットは、一般的な生活をしていく上では馴染みのない場所ですが、工場やマンションなどの管理者にとっては非常に重要な要素の1つです。
もちろん、定期的なメンテナンスを行う必要がありますが、地下ピットには様々な危険が潜んでいることを忘れてはいけません。
今回は、地下ピットでの事故を未然に防ぐための事前準備をご紹介します。
□地下ピットで酸欠にならないための事前準備をご紹介!
事前準備として行う具体的な作業は以下の通りです。
1.作業区画をする
2.入り口を開け、酸素濃度を測定する
3.測定した濃度にかかわらず換気を行う
4.人員の点検、作業の確認を行う
まず行うべきは、作業区画です。
作業区画とは、関係者以外の立ち入りを禁止するために行う作業のことで、危険な地下ピットで作業を行う前には必ず行う必要があります。
工場の現場内であれば、ある程度は問題ないですが、マンションや道路沿いでは確実に作業区画を行うようにしましょう。
続いて、入り口を開けて酸素濃度を測定します。
酸欠にならないためには絶対に必要な行程で、文字通りピット内の酸素濃度をピットに入る前に測定します。
また、ピットに入る度に酸素濃度を測定する必要があることも覚えておきましょう。
その次に行う作業は換気です。
酸素濃度が基準値の18%以上である場合にも、有害なガスや湿気を取り除くために確実に換気を行います。
その際には自然換気ではなく送風機を使用した換気を行うよう心掛けてください。
最後に、人員の点検・作業内容の確認を行い、いよいよ作業に取り掛かります。
作業中も、常に人員とピット内の状況には気を配りながら、作業を行うようにしましょう。
□地下ピットに求められる防水性能とは?
地下ピットに対しても、防水工事を行う必要がありますが、屋上や外壁などの防水仕様の他に、地下ピット特有の要求も存在します。
1つ目は、耐水圧性です。
ピットの外部には、深さに応じてかなりの水圧がかかるため、高い水圧にも耐えうる不透水性を備えている必要があります。
2つ目は、施工性です。
ピット内部での作業の際、中が高湿度である可能性も考慮して、湿潤下地や高湿度条件下での施工が可能であることも条件の1つに入ってきます。
その他、配管などに対する納まりの良さや、十分な水密性、閉塞箇所での施工における作業員の安全が確保できることなども条件として挙げられます。
□まとめ
今回は、地下ピット内で安全に作業を行うために大切な事前準備の方法や、地下ピットに求められる防水性能についてご紹介しました。
当社では、工場の防水・防食工事を中心に、ポリウレアという高機能なライニング材を使用した施工を自社完結で行っております。
全国どこでも対応いたしますので、ぜひこの機会にお問い合わせください。
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