屋根の防水を行う目的とは?屋根に起こりやすい劣化症状も紹介!
雨や雪が多い日本では、建物を水から守る、防水が欠かせません。
工場をお持ちの皆さんの中には、屋根の防水に関して知りたい、という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、屋根の防水を行う目的、そして屋根によくみられる劣化症状について紹介します。
□屋根の防水工事を行う目的とは?
防水工事は、何のために必要なのでしょうか。
防水工事の主な目的を3つ紹介します。
1つ目は、建物の強度を保つためです。
防水工事を行っていないと、建物の内部に水が入り込んでしまいます。
水が建物の内部に入ると、木造の建物の場合、柱や梁といった建物を支える部分が腐ってしまいます。
また、コンクリートの建物の場合、内部で用いられる鉄にサビが生じてしまいます。
このように、漏水すると建物の強度がどんどん弱くなります。
2つ目は、外観・内観を保つためです。
雨水は、木造の建物にもコンクリートの建物にも、シミや変色を残し、美しさを損なわせます。
防水工事を行うことで雨水による被害、そして経年劣化を防ぎ、建物の美しさを保つことができます。
3つ目は、カビの発生を防ぐためです。
漏水により建物内部の湿度が高くなると、カビが発生する場合があります。
カビは、アレルギーを引き起こす原因になります。
従業員が安心・安全に働ける工場にするために、防水工事は必要です。
□屋根に起こりやすい劣化症状とは?
防水工事は建築時に行いますが、経年劣化で効果が薄れるため、定期的なメンテナンスが必要です。
そこでここでは、メンテナンスが必要な屋根の劣化症状を3つ紹介します。
*ひび割れ
屋根のひび割れは、経年劣化だけでなく、地震や気温の変化による防水層の膨張・収縮によって生じます。
ひび割れの部分に雑草が生えるとさらに劣化が早まるので注意が必要です。
*浮き
防水工事の施工から時間が経つと、防水シートを張り付けている接着剤の密着性が低下し、防水シートが寄れたり、浮き出たりします。
防水シートが浮くと、その隙間から雨水が入り込み、雨漏りが発生します。
*水たまり
屋根の防水機能が低下すると水はけが悪くなり、水たまりができやすくなります。
□まとめ
屋上の防水は、建物のために、そして安心・安全な働く環境づくりのために、工場には欠かせません。
今回紹介した経年劣化が見られる場合は、当社のような専門業者に依頼し、早めの防水工事を行いましょう。
屋根の防水に関して疑問、お悩みをお持ちの方は、ぜひ一度当社にご相談ください。
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