ポリウレアの施工仕様は?手順も合わせて解説します!
「ポリウレア樹脂」とは、その高い性能と施工の簡単さから近年人気の高い塗料の1つです。
工事現場や住宅、建物以外にもこのポリウレア樹脂が使われています。
今回は、ポリウレア樹脂の施工仕様と施工例についてご紹介します。
ぜひこの記事を参考にして、ポリウレア樹脂についてより深い知識をつけていきましょう。
□ポリウレア樹脂の施工仕様とは?
ポリウレア樹脂は、使用する場面に合わせて柔軟に施工できることが特徴です。
また、組み合わせ次第でさまざまな環境に対応できます。
*コンクリート
コンクリートの場合は、旧塗膜・付着物除去後にケレン・脱脂を行います。
下地の状況にもよりますが、場合によってはパテ材を使用し不陸調整やピンホールの発生を抑えます。
*金属下地
金属下地の場合も、コンクリートと同じく塗膜を除去してからケレン・脱脂を行います。
錆の除去が困難な場合は、錆転換剤で黒錆に変えてから、適切なプライマーを塗布します。
*スレート・金属折屋根
スレート屋根の場合、高圧洗浄をする必要はなく、簡単な清掃だけでプライマー作業ができます。
プライマー塗布後は、ポリウレアの吹き付け作業を行います。
硬質発泡ウレタンを併用することで、プライマーの塗布作業を行わず、ポリウレアを吹付ける事が可能となります。
□ポリウレア樹脂の施工事例
ポリウレア樹脂はその高い性能から多くの場面で使用されています。
例えば、ポリウレア樹脂の高い強度や防食の性質を活かして駐車場や工場・倉庫の床に使用する塗料としてよく使用されています。
また、外壁材として使用することでもその効果を発揮します。
強靭な塗膜とその伸縮性から、外壁に入りやすい亀裂や劣化の侵攻を遅らせることに対して効果的です。
そのため、地震対策にもつながるというメリットがあります。
また、屋上やバルコニーといった、室内でない建物の部分にも防水工事の一環としてポリウレア樹脂を使用するケースが多いです。
その高い防水性から屋内でもプールや家屋の水回り、また工場では貯水槽や浄化槽、汚水タンクを作る際にポリウレア樹脂が使用されています。
さらに、建物だけでなく多くの重荷を持ち運びする自動車の荷台にもポリウレア樹脂が採用されていることが多いです。
□まとめ
今回は、ポリウレア樹脂の施工仕様と、実際の施工例について具体的にご紹介しました。
今回紹介した例はごく一部で、ポリウレア樹脂はそれ以外にもさらに多くの分野で活躍している塗料です。
ポリウレア樹脂をはじめとして、そのほか重防食施工の会社をお探しの方は当社までお気軽にお問い合わせください。
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