防食施工をお考えの方へ!防食めっきとは何か解説します!
工場やビルなどの構造物にサビが発生してしまうと、腐食が進むだけでなく、見た目も悪くなってしまいます。
このサビの発生を防ぐために、めっきを施してみませんか。
今回は、防食めっきの種類と特徴について紹介します。
防食施工をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
□めっきとは?
めっきとは、金属部分にサビが発生しないように加工を施す技術のことです。
サビの発生を放置しておくと、サビが内部まで進行し、構造物の強度が低くなってしまいます。
めっきを施すことで、サビの発生を防ぐだけでなく、見た目を美しくできます。
見た目を良くする装飾めっきは、金属だけでなくプラスチックにもかけることがあります。
□防食めっきの種類と特徴について
1つ目は、亜鉛めっきです。
亜鉛めっきを鉄に施すと、鉄の代わりに亜鉛が腐食し、鉄を腐食から守ります。
また、めっき厚の均一性が優れているといった特徴があります。
亜鉛めっき浴には、青化浴、ジンケート浴、酸性浴の3種類があります。
それぞれの特徴を確認し、目的によって使い分けましょう。
亜鉛めっきを施した後は、クロメート処理を行います。
クロメート処理とは、クロム酸を主成分とした溶液に浸漬し、耐久性を向上させることです。
クロメート処理には、光沢クロメートと有色クロメートと黒クロメートの3つがあり、どの方法でも可能です。
2つ目は、カドミウムめっきです。
特に塩分に対して優れた耐食性があるため、船舶や航空機によく使用されます。
カドミウムめっきも亜鉛めっきと同様に、クロメート処理を行います。
3つ目は、すず-亜鉛合金めっきです。
カドミウムめっきと同様に、塩分に対する耐食性を持っています。
また、施工後の加工性にも優れています。
4つ目は、亜鉛-ニッケル合金めっきです。
これは、高耐食性の防食めっきです。
有色クロメート処理を施すことで、より高い耐食性を発揮します。
水素脆性がないので、鋼や合金鋼を使用した自動車の機能部品に使用されることが多いです。
5つ目は、亜鉛-鉄合金めっきです。
亜鉛-ニッケル合金めっきと同じレベルの高耐食性を持っています。
上記と同様に、有色クロメート処理を施すことで、より高い耐食性を発揮します。
□まとめ
今回は、防食めっきの種類と特徴について紹介しました。
構造物をサビから守り、構造物の寿命を延ばしましょう。
防食施工をお考えの方は、当社までお気軽にお問い合わせください。
職人が責任を持って施工しますので、安心してご依頼いただけます。
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