ポリウレア素材の特徴とは?寿命はどれくらい? | 新着情報 | スタンス

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ポリウレア素材の特徴とは?寿命はどれくらい?

工場は薬品や火器の使用など、危険で厳しい環境だと言えます。
一般的な家庭で使用する塗装材を使用していては、その環境に耐えられず、すぐにメンテナンスが必要になってしまいます。

そこで今回は、よく工場などでも使用されるポリウレアという素材の特徴や寿命について解説していきます。

□ポリウレアとはどんな素材?

ポリウレアとは、イソシアネートとアミノ基との化学反応によるウレア結合で形成された化合物のことを言います。
柔らかいステンレスと呼ばれることもあるほど強靭で、塗装材としての耐久性も高いのが特徴です。

1.耐衝撃・強靭性・耐摩耗性

ただ強度が高く硬いのではなく、その硬さと素材の伸びのバランスが良いため、衝撃や摩耗に強いという特徴があります。
スプレーで塗布するというこの1工程だけで継ぎ目のない美しい皮膜面が形成可能で、スプレー塗布によりあらゆる形状の塗装面にも施工できるのです。

2.高い速乾性

強靭な保護膜を形成するにもかかわらず、スプレー塗布後わずか約6〜10秒で乾くほど速乾性に優れています。
そのため他の塗装剤を使用した場合に比べ大幅に工期を短縮できるのです。

3.耐薬品性

耐薬品性にも優れているため、さまざまな薬品の使用により劣化の激しい、水槽やタンク、ピットなどの防水・防錆工事に適しています。

4.安全性

光化学オキシダントやPM2.5の原因となる揮発性溶剤(VOC)を使用していないため環境に優しく、閉鎖空間で作業する際の人体の安全も確保できます。

□ポリウレアの寿命はどれくらい?

ポリウレアには純ポリウレアと半ポリウレアがあります。
違いとしては、純ポリウレアは末端基アミノ化合物を網の化合物生物成分とし、触媒を必要としない点があります。
そのため純ポリウレアは、半ポリウレアより耐老化性が高いのです。

準ポリウレアの寿命は75年以上になるとされ、ポリウレタンなどの他の合成高分子材料と比べても特に優れた特殊な性質だと言えます。
アメリカやドイツでは100年コーティングと呼ばれるほど、塗装材として優れた耐久性を持っています。

しかし、温度や湿度が保証されている場所では、半ポリウレアの方が優れた強度を保つため注意が必要です。

□まとめ

今回はポリウレアという素材の特徴と寿命について解説しました。
ポリウレアは耐衝撃性・耐摩耗性・強靭性・耐薬品性・速乾性など様々な性能において優れており、さらには環境や人間への安全にまで配慮された、非常に優れた素材です。

ポリウレアには純ポリウレアと半ポリウレアがあり、純ポリウレアの寿命は75年を超えるため、合成高分子材料の中でも特殊な性質を持つ対老化性に優れた素材ですが、一定以上の安定した温度と湿度の環境では半ポリウレアの方が高い強度を発揮します。

厳しい環境で使用するものに対する塗装の際は、是非ポリウレアコーティングをご検討ください。

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