地下ピットの適切な高さとは?人を通す場合と配管のみを通す場合についてご紹介!
皆さんの中には、地下ピットという言葉は知っていてもその役割や必要性、高さの決め方など詳しいことについては知らないという方も多いのではないでしょうか。
高さについては、もちろん建物の形状や使用する方法などによって変わりますが、ある程度の基準は存在します。
今回は、ピットの適切な高さやピットの役割と必要性を解説します。
□ピットの役割と必要性をご紹介!
地下ピットの主な役割は、大量の配管を1つの空間に通すことで、メンテナンスしやすくするということが挙げられます。
様々な化学物質を使用する工場や、給排水管が必須な毎日調理を行う建物などには基本的に設けられています。
ですが、建築のピットは必ず設けなくてはならないわけではなく、規模の小さい住宅や倉庫などの場合は別の場所に配管を通すケースもあります。
この場合、ピットを設けるための工事費用を低減することはできますが、メンテナンスの際には土を掘り起こして確認しなければならないため注意が必要です。
配管が多く必要な建物がピットを設けるのには、大量の配管を別の場所に通すスペースを設け、建物自体の規模がどんどん収縮してしまうのを避ける目的があります。
ピットを設ける場合、設けない場合ともに、メリット・デメリットが存在するため、必要性を吟味したうえで検討することをおすすめします。
□地下ピットに人を通す場合と配管のみを通す場合の適切な高さとは?
タイトルにもある通り、地下ピットの高さはメンテナンスと配管を通すために必要な寸法をそれぞれ検討して決めていきます。
*地下ピット内に人を通す場合
地下ピットには柱同士を繋ぐように地中梁が設けられていることが多いです。
地下ピット内を人が通れるようにするためには、その地中梁に人通孔という穴を設ける必要があります。
最低でも直径600ミリメートル以上、メンテナンスを行う人によっては、少し大きめにしておくのがおすすめです。
また、地中梁のスリーブは、梁せいの3分の1程度にする必要があります。
そのため、約1800ミリメートルが最低限必要だといえるでしょう。
*設備配管だけを通す場合
ピットに設備配管だけを設け、人通口を設けない場合は排水の水勾配によって決まることが多く、建物によって必要な高さが変わってきます。
その場合は全てのピット空間のメンテナンスのために地上からピットに入れる床点検口が必要です。
□まとめ
今回は、地下ピットの役割や必要性に加え、ピットに必要な高さについてご紹介しました。
当社では、伸び率400%の柔軟性をもつ次世代のライニング材である「ポリウレア」を使用した防食・防水工事を行っております。
13年間の経験から最適なご提案をさせていただきますので、工事を検討されている方はぜひ当社にお問い合わせください。
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