鉄筋コンクリート屋根の防水性について徹底解説します!
鉄筋コンクリートは、一般住宅から工場、公共の建造物など様々な建物に使用されています。
皆さんは、そんな鉄筋コンクリートの防水性についてどのくらいご存知でしょうか。
今回は、鉄筋コンクリートの防水性や屋根の防水工事の種類などについて幅広くご紹介します。
□鉄筋コンクリートの防水性について
鉄筋コンクリートは、同じく鉄製の建物である鉄骨造と比較すると防水性など様々な面で異なってきます。
まず、大きな差別化点は建物自体の防水性です。
鉄筋コンクリートの場合、建物の内部に空間がないことやコンクリート自体の耐水性も相まって、水分が浸透しづらい特性があります。
それに対して鉄骨造は、柱や梁といった鉄骨材の組み合わせである骨組みに外壁パネルを取り付けた設計であるため、建物そのものには防水性能がありません。
しかし、そんな鉄筋コンクリートもとある問題を抱えています。
それは、鉄筋が外側についているという形状のため、外壁や屋根にひびが入っていると、そこから水が到達して錆に繋がってしまうという点です。
そのため、外壁や屋根のひびには特に細心の注意を払う必要があります。
□鉄筋コンクリート屋根の防水工事の種類とは?
屋根の防水工事には、以下のような種類があります。
・シート防水
・塗膜防水
・アスファルト防水
シート防水は、屋根に防水シートを貼りつけて防水性能を高める工法のことをいいます。
使用されるシートは塩化ビニルでつくられたものが多く、下地の撤去が必要ないことから非常に施工しやすい点が魅力です。
さらに、工期が短い点や、他の方法と比べても費用が安く済む点などでも非常に評価が高い施工方法だといえます。
塗膜防水は、液状の材料を使用して、防水の膜を作る工法です。
塗膜防水の最も大きな魅力は既存の防水層があっても施工できるという点です。
余計な手間がかからず、廃材も生じないため、こちらもシート防水同様、工期とコストを抑えられる主要な工法だといえます。
アスファルト防水は、アスファルトと合成繊維を混合させてできたシートを重ねることで防水層を形成する工法です。
あまり広く用いられる工法ではありませんが、建物の美観を保ったまま施工を行える点や、約20年に及ぶ耐用年数を誇っている点から、信頼できる防水工法として施工されることが多いです。
□まとめ
今回は、鉄骨造と比較した鉄筋コンクリートの防水性の高さや、屋根の防水工事の種類についてご紹介しました。
当社では、工場の屋根や内部における防食・防水工事を、ポリウレアという優れた素材を用いて行っております。
工場をお持ちの方で、防食・防水工事を検討されている方は、ぜひお問い合わせください。
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