ポリウレアの耐熱温度やポリウレアの持つ強みをご紹介します!
一般的にポリウレア樹脂は、耐熱性が高いことが知られています。
ですが、単に耐熱性が高いといわれても、具体的なイメージが浮かびづらいというのが現実でしょう。
今回は、ポリウレアの耐熱温度について他の樹脂と比較しながらご紹介します。
□ポリウレアの耐熱温度はどのくらい?
実際、ポリウレアの耐熱温度はどのくらいなのでしょうか。
その他の樹脂と比較してみましょう。
今回比較するのは以下の4種類の素材です。
・純ポリウレア樹脂
・ポリウレタン樹脂
・エポキシ樹脂
・FRP
ポリウレタン樹脂は、ポリウレアと性質がよく似た樹脂の1つです。
その耐熱温度は110℃程度とされています。
エポキシ樹脂は、強化剤としてものづくりの分野で多用されている樹脂の1つです。
もともとの用途は若干異なりますが、耐熱温度は80℃程度とされています。
FRPは繊維強化プラスチックの略称であり、屋根の防水塗装などに使用される素材です。
耐熱温度は70℃~100℃程度が基準とされています。
そして、本題の純ポリウレア樹脂の耐熱性は、気体状態で120℃、液体状態で85℃程度が基準です。
他の素材と比較しても、非常に高い耐熱性を誇っているため、熱が発生しやすい工程がある工場などでも安心して使用できる素材であるといえるでしょう。
□ポリウレアの強みをご紹介!
ポリウレアには、耐熱性の他にも様々な強みがあります。
主な強みとして挙げられるのは、以下のような点です。
・耐薬品腐食性
・耐爆性
・耐摩耗性
・耐水性
・耐候性
まず特筆すべきは耐薬品腐食性や耐爆性です。
これらの性質があるおかげで、薬品タンクや化学プラント設備など、危険な物質を扱っている工場などの施工にも適しているといえます。
また、高い耐摩耗性は、激しい作業を行う可能性がある工場の床面や鉱山設備などでも重宝される特性です。
この耐摩耗性のおかげで、一度の施工で長い期間設備を利用し続けることができます。
さらに、防水性や耐候性も非常に高いです。
これらの機能のおかげで雨風の影響を受けやすい場所にも工場を設けることができ、屋根や壁面からの雨漏りも対策することができます。
このように、高度な機能性を誇るポリウレアは、次世代のライニング材として大きな注目を集めていることを、ぜひ覚えておきましょう。
□まとめ
今回は、ポリウレアが誇る高い耐熱性とはどの程度のものなのかに加え、耐熱性以外のポリウレアの強みについてもご紹介しました。
当社では、ポリウレアを使用した防食工事や特殊防水工事を、全国対応で行っております。
完全自社施工で作業させていただきますので、この機会に当社にぜひお問い合わせください。
Categoryカテゴリ
Archiveアーカイブ
- 2024年10月 (7)
- 2024年9月 (8)
- 2024年8月 (9)
- 2024年7月 (7)
- 2024年6月 (9)
- 2024年5月 (7)
- 2024年4月 (7)
- 2024年3月 (9)
- 2024年2月 (7)
- 2024年1月 (8)
- 2023年12月 (8)
- 2023年11月 (8)
- 2023年10月 (8)
- 2023年9月 (8)
- 2023年8月 (8)
- 2023年7月 (8)
- 2023年6月 (8)
- 2023年5月 (8)
- 2023年4月 (8)
- 2023年3月 (9)
- 2023年2月 (7)
- 2023年1月 (8)
- 2022年12月 (8)
- 2022年11月 (3)
- 2022年8月 (1)
- 2021年11月 (1)
- 2020年3月 (1)
- 2019年9月 (1)
- 2019年6月 (1)
- 2019年5月 (2)
- 2019年4月 (1)
- 2019年3月 (1)
- 2018年12月 (1)
- 2018年11月 (1)
- 2018年10月 (3)