重防食施工を検討中の方へ!重防食塗装とは何か解説します!
建物や構造物の腐食を防ぐのに欠かせないのが、重防食塗装です。
重防食塗装で、高い耐久性を実現しましょう。
今回は、重防食塗装とは何かについて説明します。
□重防食塗装とは?
重防食塗装という言葉をあまり聞いたことがない方が多いかと思いますが、建物や建造物、工場や橋などの構造物のサビや腐食を防ぐ塗装のことを指します。
身の回りの建物や橋、高速道路などは激しい雨風にさらされる環境におかれていますよね。
そのようなものを安全に長期間使用するには、腐食を防ぐことが不可欠です。
そこで効果的なのが重防食塗装です。
劣化していくと安全が損なわれるだけでなく、寿命が短くなり、維持費もかかってくるでしょう。
□重防食塗装はどのような流れで行われるの?
次に、重防食塗装がどのような流れで行われるのかについて説明します。
流れを把握して工場でどのような作業が行われるのか知っておくことで、ご依頼時の参考になれば幸いです。
以下より、5つのステップで作業工程を紹介します。
1つ目は、プラスト処理です。
これは下地処理をする際に多く用いられる方法で、発電所や高速道路、自動車などに活用されています。
金属系と非金属系の研削材をブラストタンクに入れた後、コンプレッサーで加圧した圧縮空気とともに高速エアで噴射します。
そして、鋼材に均一な目荒らしを行うことをプラスト処理と呼びます。
2つ目は、防食下地処理です。
ここでは、高濃度亜鉛末を含有している一次防錆塗料であるジンクリッチペイントを使用します。
この塗料は、犠牲防食効果があり、下塗り、中塗り、上塗り塗装をするとさらに保護被膜が形成され、空気や水の浸入を防止してくれます。
3つ目は、下塗りです。
腐食性物質を遮断し、防食下地との付着性を確保するために、下塗りを行います。
下塗りと上塗り塗膜の付着性を保つために、中塗り塗料を使用します。
下塗りや上塗りの成分に合わせて塗料を選びますが、ポリウレタン、エポキシ、フッ素が採用されることが多いです。
5つ目は、上塗りです。
これまでに行った塗装の劣化を防ぎ、紫外線などから守る役割を担っています。
優れた耐候性を持つ塗料を使い、保護するのはもちろん、見た目の美しさにも繋がる工程です。
こちらも中塗りと同様の塗料が採用されることが多いです。
□まとめ
今回は、重防食塗装とは何かについて説明しました。
重防食塗装を施し、建物や構造物を長持ちさせましょう。
重防食施工を検討している方で、疑問点やご質問がありましたら、当社までお気軽にお問い合わせください。
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